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腱板に石灰が沈着する「石灰沈着性肩関節周囲炎」 [五十肩]

五十肩というと、
石灰沈着性肩関節周囲炎や肩腱板断裂も同じ五十肩だと
思われている方もおられるのではないでしょうか。

痛みがだいたい共通しているので、
そう思われているのでしょう。

『五十肩は、肩の痛みと運動制限をきたす疾患で、
四十肩とも呼ばれています。

従来は肩腱板断裂や石灰沈着性肩関節周囲炎なども含めて
五十肩と呼んでいましたが、
近年では原因のあきらかな疾患は五十肩に含めなくなりました。

肩に痛みと運動障害があり、患者の年齢が40歳を過ぎていて、
明らかな原因がないという3条件を満たすものを五十肩と呼ぶ。』
Wikipediaに、このような内容が載っていました。

そこで今回は痛みの原因は石灰沈着、
なぜ起こるのかは不明な「石灰沈着性肩関節周囲炎」について説明していきます。

▸石灰沈着性肩関節周囲炎

石灰沈着性肩関節周囲炎は五十肩と同じように、
肩関節の周りに炎症が起こるのですが、炎症が起こる原因が違っています。

石灰沈着性肩関節周囲炎が起こる原因はまだよくわかっていないのですが、
40~50代の女性に多くみられるようです。

夜間に突然生じる激烈な肩関節の疼痛で始まる事が多く、
痛みで睡眠が妨げられ、関節を動かすことが出来なくなります。

肩関節は、主に上腕骨と肩甲骨から成っていて、
上腕骨には腱板がつながっています。

肩関節の主要な筋肉である腱板の周囲に石灰物が沈着することで、
滑液包などに炎症を起こし、肩の動きを伴う動作時に痛みが生じます。

もっとも多いのは、棘上筋からつながる腱板(棘上筋腱)の部分です。



体内では石灰を異物と見なして排除しょうとするため強い炎症が起ります。

また、沈着する石灰の量が増えてくることで腱板の周りにある滑液包が圧迫され、
炎症が起こることでも痛みが生じます。

肩関節の周りに沈着した石灰は、
最初は濃厚な牛乳のようなドロッとした液状で、進行していくにしたがって、
練り歯磨きのような形状、石膏(せっこう)状へと硬く変化していきます。

石灰が、どんどんたまって膨らんでくると痛みが増してきます。

そして、腱板から滑液包内に破れ出る時に激痛となります。

レントゲン撮影で石灰が確認でき、診断が可能です。

急性例では、激痛を早く取るために、
注射器で液状の石灰を吸引する治療が行われています。

たまに石灰の塊が大きくなりすぎて、
肩を動かすたびに周りの組織に石灰が触り、強い痛みが生じたり、
運動制限が起きたりすることがあり、
このような場合は手術が検討されることもあるそうです。

一度石灰を取れば、再発はしないのでしょうか?

一度沈着した石灰を取り除けば、
同じ場所に再発することは少ないとされています。

ただし、反対側の肩に石灰が溜まってくることはあります。

私のクライアントさん(女性40歳代)に、
石灰沈着性肩関節周囲炎を発症された方がおられ、
片方が発生したあとにもう片方の肩にも発症し、
痛くてとても辛いと言われてました。

石灰沈着性肩関節周囲炎を発症した患者さんの2割が、 片方の肩に発症した後、
しばらくたってから反対側の肩にも発症するといわれています。

五十肩だと思っていたら石灰沈着性肩関節周囲炎ということもありますので、
病院に行って検査してもらうことが大切ですね。

なぜ起こるのか原因が定かではない、
突然痛みが起こるので予防法もどうしたらいいのかわかりかねる
石灰沈着性肩関節周囲炎、
五十肩より強い痛みが夜間や明け方に起こるそうです。


■参考・引用文章
  NHK今日の健康
  NHK出版



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タグ:肩の痛み

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